そうなんです：バターは小さじ1杯で5グラムもの純粋な、また一価不飽和脂肪（栄養士は、健康なライフスタイルのためには、丸1日で60グラム以上の脂肪を摂取するべきではないと言っています）であり、その量は2切れほどのパンに適切に塗るには十分ではありません。 でも、とにかく好きなんです。 では、どうすればいいのか？ まず、良いニュースとしては、最近の研究で、この特性がそれほどひどいものではないことが分かってきたことです。 おばあさんが食べられないようなものは食べるな」というのは、アメリカの著名人マイケル・ポーランが名著『食の哲学』で明言した、現代の健康食の考え方の最も重要な信条の一つである。 食の真実。 多くの栄養士は私の意見に反対するでしょうが、私は放牧された牛の乳から作られたバターが優秀で健康的な製品であると断言します。
フランスの大司教座が四旬節の間、バターを使う免罪符を売っていたことはよく知られており、このお金でルーアン大聖堂に有名なバターの塔が建てられたのです。 そして17世紀には、大司教座がバターを重要なものとして認め、卵とともに四旬節の食材としたのです。 しかし、もちろんインドで最も崇拝されていた。 そこでは、バターは宇宙を創造したエネルギーの源であるため、今でも神聖な贈り物とみなされているのです。 しかし、草で育てた牛の乳から作られたバターだけでなく、乳の固形分をすべて取り除いた、いわゆる精製ギバターもヒンズー教では治療用として扱われます。 アーユルヴェーダ医学によれば、この祝福されたバターは、私たちの生命エネルギーの「枕」となる「オージャス」を強化するのだそうです。
そしてもちろん、バターはビタミンAをはじめ、脂溶性ビタミンであるE、K、そして多くの栄養士が「静かな疫病」と呼ぶ欠乏症のDを最も豊富に含んでいる。 牧草で育った牛の乳から作られる他の製品と同様に、バターにも必須脂肪酸のオメガ3やオメガ6が含まれ、最強の抗酸化物質であり免疫システムを刺激するCLAも含まれているのだそうです。
2つ目の朗報は、脂肪分がゼロか少ないけれどもビタミンや食物繊維が豊富な食材を加えて総量を増やせば、クリーム状のスプレッドがすぐに作れるということです。 バターとハーブ、ピーマン、トマト、煮込んだガーリック、ドライアプリコット、プルーン、ドライクランベリーの組み合わせは、いつもより美味しく感じられる。 そして、さらに健康的に。 私のお気に入りの添加物入りバターのレシピは、偉大な英国人ヘストン・ブルメンタールが作ったものです。 ラスクの味を引き立て、オートミールや米、真珠のお粥を完全に変えてしまうのです。 最も一般的な魚、あらゆるパスタやステーキの付け合わせに。 焼く前の鶏肉に、皮の下にほんの少しすり込むとよいでしょう。 そして、オイルにパセリを加えたものは、まさに体に必要なものです。 食後にパセリの小枝を噛むと、息を爽やかにする効果があることがわかります。 そして、同じように消化器系全体をリフレッシュさせることができるのです。 古来、人々はパセリの解毒・消臭作用を直感的に知っていました。 ギリシャでは、食欲を増進させるために宴会でパセリの冠をかぶったそうです。 そしてローマ人は、その小枝を噛むと、酔わずにワインをたくさん飲むことができると信じていた。 オレンジの香りがするアプリコット風味のバターも作っています。 アプリコット、特にドライアプリコットは、昔からカリウムの貴重な供給源と考えられてきましたが、魔法の「若返りリンゴ」に変わる、まだ十分に解明されていない特性があることが判明しました。 地球上にハッピーバレーという場所があります。 インド北部、ヒマラヤ山脈にあるフンザ川のほとりにある。 前世紀初頭、イギリス人医師マッカリソンによって、この地は「ブリッシュの人々は一人の病人もいないのに、近隣の部族の人々は結核や梅毒、さらにはペストに罹患している」と描写された。 ブリッシュ族は平均100歳まで生き、その年齢になっても畑仕事をし、40歳の女性は若い女の子のように見える。 山々に囲まれ、塀に囲まれた幸せの谷は、世間から隔絶されている。
ブーリッシュの最大の秘密は食べ物です。 かなりミーハーです。 主食は穀物で、穀物は丸ごとしか食べないし、ドライアプリコットも食べる。 この果物は、将来使うために調達する唯一のものです。 ブリッシュが噛み続けているアプリコットの豊かな香りと珍しい香りに、訪問者は驚かされる。
どちらのバターも、強力なミキサーがあれば簡単に作ることができます。 自分で試してみる：バターの場合、自分の好みに合わせて材料を選びながら実験するのが面白い。 パセリの代わりに、ニンニクやローストピーマン、トマトなどを煮込んだピューレをバターに混ぜて使うのもおすすめです。 サンドライトマトとの相性も良い。 もちろん、バターをスプーンで食べてはいけませんが、ペロー童話の赤ずきんちゃんが病気のおばあちゃんにバターの入った鍋を運んだのは偶然ではありません。
